忍ミュ6初感想②

忍ミュ6初 初見時の感想。舞台全体のこと中心に
【1月16日ソワレ観劇】


舞台を観終って思ったのは、「まだよくわからないけど、何だかすごーい!おもしろーい!!」だった!!
次から次へとステージ上の景色もどんどん変わっていって、次は何が飛び立してくるのだろうとドキドキワクワクだった!動くフロートにスモークに音声、と演出も新しいものいっぱい。

それにしても、あんなにも工夫を凝らし様々な技術を用いた演出を「よくわからなくても、とにかく今楽しい!!」という最もシンプルにガツンと魂に響かせる楽しみ方ができるなんて、なんと贅沢なんだろう!
あのワクワクな2時間をもう一回会場で過ごしたい!もう一回遠征したいホント。

アッと驚かせてわあっすごい!!と観客は何もむずかしいこと考えなくても楽しめるものが本来のエンターテイメントのあるべき姿なんじゃないかとか思わせる舞台でした。

そもそも会場に入って席についたその時のステージの様子からしてもうワクワクなんだよね!席に着いたら目の前が密林なんだよ!
目の前に密林が広がっていたらヤブ漕ぎで分け入って奥へ奥へと入っていきたくなるってもんでしょ??
そして始まった瞬間、サァーッと目の前の生い茂った密林がはけていって一気に視界が開けるのがまたね!



オープニングがドクタケサイドなのもオォッいつもと違う!だった!
それでそのまま「おっ今回ドクタケ曲が1曲目に来るんだ!」と思いきや、途中でタソガレジンベー様が入ってくるし
いつの間にか六年生も目の前に現れるし!?ワァアアア~~ワァ~~ッ!!

八方斎さまからのタソガレジンベーの出現の仕方がカッコいいの!フロートで登場するの!

六年生が登場した辺りから「なんだかものすごく少年たちがアツい歌詞で歌い上げているのはなんとなくわかるんだけど、何て歌ってるんだろうね~!」って感じだったので、つまり歌詞が聞き取れなかったです(笑)観劇後にまずパンフで歌詞を確認したよ。

忍タマの皆には心の臓の鼓動をドクンドクンと強く打ち鳴らしてほしいです。
もしかしてこの歌の「鼓動」が、あの和太鼓のシーンとリンクしてる、的な!?



六年生がオープニングで熱く歌い上げてタイトルがデーン!!と現れたあとに(しかもタイトルの出し方が映画みたいでメチャクチャかっこいい)
そのまま次に一年生が「私たち、毎日ガッツで頑張ってます!」って歌を歌うんだから、六年生も一年生も同じ忍タマなんだと感じちゃってよお......!!
ニューフェイスのらんきりしんはむっちゃくちゃにカワユいんだけど、この流れでその歌がきたから「どんな困難にも負けずに勇気と技術と知恵で立ち向かう」六年生みたいな一年生の未来が見えるんだよ......!!!カワイイ曲調の歌にも関わらずよお!

途中で学園長が二畳くらいのちっちゃい庵の一角を模したフロートに座って出てくるのがかわいくってお気に入り。

あと、その後にきり丸が目の前でごそごそ一生懸命ふところから何かを取り出そうと頑張ってるのがかわいかった~!
あんなに一生懸命ごそごそ探していて、何かと思ったら小銭だった~納得~~(;;)




今回の挿入歌は、「スリル~♪」と「私は もーろーいずみ そんなもん だっ!おーぼーえておけぇー♪」と「持ってくれ♡」と
あと和太鼓パフォーマンスの歌が特に印象に残ったかな!

スリル~♪って歌い始める前のるいるい伏木蔵、かわいいどころじゃなくって艶めかしさあふれる動きをしていて 見ていて愛おしさとはまた別の感情を抱いてしまった......
これ言ったらガチでお縄にかかってしまいそうなのでやめておきます。るいるい、かわいいだけじゃない……もうコワイ……

るいるい、あんなに難しい歌なのにソロでもあがっちゃうことなく、じょうずに自信もって歌えるのがすごいな~!
でも本をぎゅーーっっと抱きしめる仕草と「すごいサスペンスだよぉ~!」が涙でるくらいかわいい~~~
「スリル~♪」の時のバックダンサーらんきりしんのキョンシーダンスがかわいい~~!!


尊奈門がソロで歌もらえていてわーいスゴーイ!
土井先生とバトルしながらこの歌を歌うのが緊張感あって、かつドラマティックで好き!!

チョーク投げられるところが歌に合いすぎてすごい。
殺陣ありミュージカルならではのミュージカルシーンだし、あんな文房具でやられるイレギュラー極まりないバトルがミュージカルシーン仕立てになってるなんて思いもよらなかった(笑)
忍ミュらしい姿と言えるかも!



ジンベーの「持ってくれ♡」、下村さんのすんばらしい歌声をまた堪能することができて嬉しいです!!
で、でた~忍ミュにたまによくある「超絶しょうもないことを仰々しく歌い上げる歌」だ~!!
そんなクソみたいな事を言いたいが為にそこまでするゥ!!??
このフザけたスタンス、嫌いになれないです。贅沢な「ズコー!!!」です。


ズコー!!で思い出したのですが、らんきりしんが「ズコー!!」と声に出してコケるのが
かわいいんだけどなんだかシュールですんごく大声で笑ってしまいました。
三次元の「ズコー!!」は面白さ増し増しだな!



噂の和太鼓は一体全体どんな風な演出で使われるんだ!が今回のトップレベルの謎だったけど、めっちゃカッコいいじゃんかよ......。

見ている途中で あ、もしかしてこれシュールな光景なんじゃないのかと気付いてしまったから負けた(笑)
なんで唐突に和太鼓演奏しだすのォ!!??とよくわからなくなっても何だかんだで結局カッコいいから悔しい。
こんな、ここぞ!!というところに和太鼓くるなんて!

和太鼓演奏もキャストさん6人のチームワークがあって初めて完成するものだけど、六年生六人が息を合わせないとあのシーンでのあの四重奏にはならないんだよね~!
あのタイミングで六年生全員の誤解が解けてすれ違いもなくなって、気持ちがひとつになったのがわかる…...!!


「疾風」のまっすぐ前を見据えて 鋭い眼光を向けて 心の臓をドックンドックン激しく鳴らして走り抜ける感ね!
それまでは「互いに敵対する陣営に組み込まれ、もし刀を交えることになったりしたら......」とみんな自分が傷つくことを恐れていて、つまり自己愛が"忍者の最終目的の遂行"に勝っていたけれど
ついに自己犠牲を厭わない......!!と、六年生のみんなが みんなの心の内にあった恐れと自己愛を昇華させることができて、嬉しくって胸が熱くなりました。


和太鼓でラストまで駆け抜けて平和を手にしたあとの忍者はガッツ がお祭りワッショ~イ!仕様になっていて、純粋に賑やかで楽しいんだけど
六年生みんなが自分たちの力でハッピーエンドを手に入れる事ができたことを心から喜び平和な時を踊って騒いで噛みしめているように感じて、ジーンとした......!
久々知竹谷の五年生ふたりがゲストで来てくれた回だったから、最後に踊りに参加してくれて皆でワッショイ祝祭ムードを一緒につくりあげてくれて嬉しかった~!!


中村さんと豊さんのドクタケ伍&陸コンビが好きだから、今回 曲を用意してもらえてビックリだけどワーイ嬉しい!!
アイドルって80年代の方のアイドルかよ!!忍たまの時代っぽくてそれもまたいいと思う。
男の子のセンチメンタルってワードにドキドキしちゃう☆

幻術師雪鬼は白塗りの青白肌で 妖艶でとってもタイプ......♡
幻術はすごいスリル~だったけど、中身はズッコケドクタケ忍者のまんまだし(笑)
とっても魅力的なキャラクターなんだけど、やっぱり誰だアレ~~~~!!??

ドクタケ撤退の一因となった「幻術にかかったドクタケ忍者に追いかけまわされる」は
悪事を働かせたら巡り巡って自分たちの元に戻ってくる、忍たま的鉄槌の下し方でよかったナ!


そして私イチオシのドクタケニューフェイスは、ドクタケ肆を演じる湯浅くんです。
ちょっと顔色悪そうな長髪男子でステキ。でもやんちゃで元気。




新キャストの話!
乱太郎とーまは横顔が、観劇前夜に見た遠藤作画のかわいい乱太郎の横顔の形そのまんまで
本当にアニメから出てきたみたいだとビックリ!

きり丸の晴太はしぐさがとってもかわいくって、まだまだ高い声でヤンチャなこと言うもんだからたまらない
しんベエまひまひは他の一年生の子と比べてそのあまりの身体のちいささにビックリ。みんなの後ろをいじらしくついてゆく姿がいとおしい!
伏木蔵るいるいは大物天使、天使は天使でも大天使さまであられけるよ......。

舞台の端から端までを縦横無尽にちょろちょろする一年生のかわいさに魅了されまくりです。
一年生が四人もいる!破壊力を生身で受けてしまって、しにそうだ~~ウワ~~



印象的なくのたまコーラスがどんどんなくなっていく事があんまりにも寂しいから、今回こそはと期待していたのだけど
今回もそれがなくって悲しくなっちゃったので、アンケートに書いておきました。
でも新ユキちゃんのみゆちゃんはかわいかったし、歌どうなっちゃうんだろう~という心配も吹き飛ばしてくれた!

亮太くん尊奈門に関しては、16歳なりたての現役DKいちねんせいをキャスティングしてくださってありがとうございますッッ!!と
感謝の言葉しか言えません。
16歳を迎え尊奈門を演じる亮太くんの今をしっかり見届けよう、そう心に決めました。16歳男子の「ねえ組頭~」と舌打ちは貴重です。


えびちゃんもんじろと北園長次 がやっぱり私がいちばんハラハラドキドキする新キャストさんでありました!
とか言ってるけど、若手俳優ツウのお友達さんの推し俳優さんだと聞いて、じゃあ案ずることないかと安心してたw なんて単純なやつなんだ

まずは演じる役のキャラクターを掴むところからのスタートのはずなのに、早速キャラクターのイレギュラーな演技をすることになってしまって
たいへんそうだなーと思った!(笑)
でも逆に真反対の性格が提示されると性格がわかりやすくなるのかも。



北園くんはこの舞台がデビューになるのだそうで、応援する!長次の笑い方をとっても研究してくれたみたいで嬉しくなった。

えびちゃん文次郎は近くで見たら、一秒単位で表情が変わるからびっくりした!見ているとどんどん表情が変わる。
仕草もオーバーなら表情もオーバーリアクションなアニメ文次郎らしい表情筋の柔軟さ!