忍ミュ6初メモ

今回の舞台を観ていて拾ったネタをもとにして、好き勝手言ってます。あとメモ
【1月16日ソワレ観劇】

第六弾は幻術の話!と聞いて、そうか幻術かー!と落乱を読み返して、落乱忍たま世界の幻術を把握しておこうと
今回は予習したりしてみた。


落乱では幻術は「毒薬によって引き起こされる幻覚症状」とされていると把握したのはいいけれど
ミュの幻術は別にそんな感じじゃなかったっていう!
フツーにタネもしかけもありませんな術だった!ホントはあの幻術もタネがあったりした?


ドクタケ忍者の雪鬼があんな見るからにキナ臭い幻術師のカッコしてるのも、一目見て「ワ~いかにも幻術使えそう~」と
そこから幻術をかける人をその気にさせるため?



悔しいからいまだに幻術=科学的な裏付けがあるもの って要素もまだどこかにはあるんじゃないかってことで話を進めると(笑)
幻術に毒薬が関わってくるのなら「前保健委員長のシイバカイゾウさん」が幻術のことを記録しているのも納得する。
現保健委員長の伊作は原作なんかで幻術に携わったことないけど~!


原作では 幻術は意識が虚ろになっている時にかかりやすい、と言われていた。
だから最初に伊作と食満が幻術にかかってしまったのは、ドクタケにのされてしまって意識が朦朧としていて幻術にかかりやすい状態になっていたからかも。



幻術にかけられて伊作と留三郎が疑心暗鬼に陥って、それを受けて六年四人も疑心暗鬼になっていく......
っていうその悪循環にはまっていきそうで、見ていてさぶいぼ立ちました。何
かにすがって何かを信じたいと感じているはずである少年たちが、どんどん人間が信じられなくなっていくって流れが......
(もう言葉にするのを放棄したくなったから、この話はメモ程度にとどめておく)



雑渡さんが諜報活動のために一年生四人にお団子をあげていたのはわかるんだけど、学園長と雪鬼もその後劇中でお団子を食べていたのは何かあるのでしょうか!
雑渡さんと尊奈門が持っていた黄色いお重の包みの中身もおだんご?

あと雑渡さんは今回はドクタケを撤退させるために動いていた?
偵察のために動いていたってところまでしかわからない忘れた



二回目の幻術で六年四人の性格が逆転するところ、文次郎のアレを聞いて
会計CDの文次郎のセリフ「おれのように自ら敵に向かっていけば、怖いものなど何もない!」を思い出しました。

そもそもこの台詞自体も何か引っかかるものがあったんだよね~!
これじゃあ怖れを払拭させるために、敵に立ち向かうよう意識しているかのような物言いだよ。

ドラマCDでは団蔵と左吉が 向かってくる敵?を「コワ~イ!」と怖れていたから、そこで恐怖心をなくして勇気を奮い立たせてやろうと発したセリフだったのかもしれないけど......。
それはそれでグッとくるしアリです。
(このトラックの脚本をかいたのは坂口さんでなく石川さん)


話を元に戻すと、もしかして文次郎にとって「ギンギーン!」は、九字の呪文に近い意味合いを持つ
自分だけの「唱えることで自分を奮い立たせる呪文」なんじゃないか、ということです。
文次郎が己を高めるために自分なりにアレコレ考えて何か実行する って話に私はとことん弱い......。



二回目にバッタリ倒れて横たわった時の食満の呼吸の仕方 というか最早喘ぎ方......が生々しくてすごかった、ゾクゾクした!!
苦しんでいる時こそ、"生"や"生々しさ"を感じるのだなと思ったりした。



「かえーってこいーっ かえーってこいーっ」って歌のシーンで
昏睡状態(?)の食満に、歌の中で「お前が見ている世界には、一体誰がいる......!?」と懸命に語りかける文次郎に心揺さぶられた......!!!

ああ、えびちゃんが新しい文次郎で良かった!!と感じた瞬間であった。
もう心配するものはなにもないな、と。

あの一節に全身全霊を込めて歌うあの瞬間
どうか留三郎の見つめる世界の中に本当の自分がいてほしい、という文次郎の切なる願いを感じた......!!


ソロで語りかけるように歌うあの演出はそこで文次郎が語りかけるからあそこまで胸打つものになったんじゃないかと思ったし、文次郎のためにいい演出を用意してもらえて良かったなあとも思ったし、えびちゃん文次郎をキラキラ輝かせていた。
そこまで思ったんです。そこまで。