忍ミュ7初感想【ネタバレ】

【!!ネタバレあり!!】
好き放題とにかく思い付いただけダラダラ書き連ねます!また思い付いたら小分けにして書いていきます。

忍ミュ第七弾
1月9日ソワレ
1月10日マチネ
の、二回を観てきました。





一回目を観た感想としては、これから育っていくのが楽しみだな って、ことで!一回目はまだ全体がボンヤリもやがかっていた……
でも今回の作品、じんわり考えていくうちに「よかったな~」ってなる予感が、とても、します。
話の本筋ですら二回目を観てやっとわかったところも多いから、ちょっと、ちょっと、それは ないわ~(笑) 自分が





「一発触発!」てそういうことか~!!ポスターのビジュアルそのまんまの直接的な戦闘を思い浮かべていたけど、忍術学園ドクタケ水軍の距離感というか間合いの取り方がまさしく一発触発。

第七弾過去エピソードをやる!と言われて「観ている上で違和感が生じないか?」と不安になったけれど、ぜんぜん自然に観ることができた。
それも「どの勢力が次の瞬間どう動くかもわからない 互いに出方を伺う」ような緊張感のはりつめかせ方が良かったからこそ。

でも過去話なのに第三協栄丸さん(我々の世代はみんな「第三協栄丸さん」呼び)はバタ足はできるんか~い!ww ズコー!!

ついでに言うと「ワカメ採りならしんベエもつまみ食いできない」もしんベエのワカメ嫌い設定投入してきたかと思ったら、食う気なんか~~い!!ズコー!!ww





初見では途中までのピリピリ緊張感がどうにも策略ゲーム感あっておもしろい!と思っていたからこそ、いつのまにかハッピーエンドで……?
と、よくわからないままにストーリーが終わっていた。でも二回目を観たらそんなことはなかった。




ボケジジイと化していた学園長とあたまオカシイ六年生みんなの演技で毎回笑い倒したww 学園長ひっっどいな~~!!効果音と顔ズルいな~~ww

私服→みんな同じ緑色の忍装束に着替えて並んで出てきた六年生六人組がもう六人兄弟にしか見えない……w
みんな集団コントみたいに同じように動いていたから余計にそう見える




観劇しながら「このテイストの曲のつぎにこんなかんじの曲がくるこの演出、デジャビュだ 第六弾と全く同じパターンだ……」
と思ったけど、途中からいろんなテイストの曲が次から次へと披露されてよかった。一安心。




初見時では「結局あらすじで書かれていた部分ってどこだったんだよww」とか言ってたくらいに何も話がわかっていなかった
非常にマズいぞ、自分でも引くぞこれは
確かに仙蔵は訓練で一回ポカしてから引きずって……だったけど、第三者の目で客席から見ていた分には何とか皆でフォローできていたしセーフだと思うよ!


でも失敗しちゃうとずっと「私が失敗したことに対してアイツ等はどう思っているんだろう……」とか考えちゃったりして気まずい わかる。
何なら、そのあとの誰かしらの言動が自分への当て付けなように思えてくるのも、わかる。
ずっと気まずそうな仙蔵の一歩距離をおいた感じが良かったとしか、言えない!!


かねやん仙蔵はすごく等身大の少年のように映って、それだけで既に物語ができている……。
立ち振舞いがキリッとしているけど美麗を極めていないところがかえって等身大の15歳の少年として成立していて、この仙蔵だからこそ この"ちょっとした"思い悩みと仲間との間でのやりとりに繊細さが出たのではないだろうか?


私はアニメ忍たまの たまにまっすぐ綺麗な澄んだ瞳をする清く正しい仙蔵が大好きなんだ!!!
で もっと言うと、かねやん仙蔵の私服姿の 頭巾なしの結ってあるロングヘアのウィッグの垂らし方とあの全体のシルエットが"こじんまり小綺麗"で、とんでもなく好みだ……!!
見るからにきらびやかな美!!な仙蔵とはまたちがう。だからこそ、それがいい。
キャラクターの細部はわかっても、全体のシルエットは最前列ではわからないから、離れて見る良さはここにあり。

あと、仙蔵の私服って彩度低めの落ち着いた地味色ブルーで、それが逆に洗練されていて小綺麗でいいよね~~~~
さらに言うと、宝禄火矢を爆発させた時の仙蔵の手を差し出すポーズ、ものすごくいいよ。



忍ミュの劇中の昼と夜の表現が今回変わったような気がした!気のせい?
感覚としては、落乱で描かれた夜のシーンがアニメ化されて光の描写がわかりやすくされることで昼と夕と夜の時間帯の変化が目で見てすごくわかりやすくなるあの感じ。




今までミュージカルはミュージカルシーン含めた演出と作品そのものを楽しむものだと思っていたのだけれど、「ナマの舞台で人間が生み出すナマの熱意と迫力」もミュージカルで楽しむことができるんだと新発見。声量がすごかった。大人数で生み出す歌声はすごい。




文次郎座長?六い話?でもない気がするな?確かに文次郎は今回 六年生グループのリーダーをリーダーシップとりたがって、じゃなくて自然にこなしていた。
三勢力の群衆劇 っていう印象。
今までの忍ミュはひとりの成長がわかりやすかったから(3と4は知らない)だけど、今回はずっとマインドが変わらない印象?





エンディングのうた、よかったな!心と心通わせた。爽やか。




舞台は海!!
×人間の力ではどうにもできない大自然の海にどう立ち向かっていくか (っていう話になるんじゃないかと予想していたけど、違った)

○海という恐怖ととなりあわせの大自然を畏怖し、海に敬意を払い、海で暮らし海の生活をつくりあげてきた人間たち
がつくりあげたコミュニティの形態と、他のところで独自に文化をつくりあげた人間のはなし
→どこまでも「人間」!!これが忍たま!!いきつくところは人間!!!



土井先生の最初の水軍の説明が「交通料をとって生活する連中」って言い方なのが、ちょっと吐き捨ててるような言い方でよかった。
完全に別の人種を見ているみたいな言い方だった。




お頭失格のうた、本当のリーダーシップの段を思い出した(詳細希望の方は私に聞いてください)




抜け忍(ドクタケという組織に愛想をつかす)⇔これからギンギンに忍者やっていく文次郎たち

第三協栄丸さんが抜け忍をなかま?にいれてくれたけど、ぜったい裏切るだろな~と思ったw
一回組織から脱退すると情報めっちゃ洩らされそうだし、寝返りされそうだし そりゃ暗殺されるかもな、と思った。今回はじめてそれに気付いた。




やがらもがら がエグくてかっこよい。舞台用の小道具でも、見た目めっちゃエグい。なんであんなエグいかたちなんだろう。
ほんもの?レプリカ?を博物館で見てみたい。
ちゃんシゲの水軍の武器解説おっもしろかったな~!!初めて知ったところもあった。
監修:尼子騒兵衛先生 ってクレジットがどこかに載ってそう。
元気いっぱいハツラツとして若さ溢れるけど、肝が座っていて威勢がいいちゃんシゲだった。





[追記1/11]


大人数で舞台いっぱいにワーッ!!とやる殺陣、もう一人一人の殺陣を見るのは諦めて全体のボリュームを見るようにしたw
戦場で雑兵がワーッと戦っていたり、船上(せんじょう違い)で海賊が他の軍と戦っているときってこんな感じだよな……
戦場 前線の一つの場所を切り取ってきたみたいだった。




らんきりしんと土井先生が禁宿に取り入る術を使って水軍館に滞在したのは、ヌレオナゴ調査のため で、あってる?(忍務を遂行しての忍者だ!!)
忍者だとバラしたのはヌレオナゴの正体がわかってから?その前?どっちだったか忘れた




劇中で「闇に忍べ~♪」って歌っているのに、ラストは「光に向かって……♪」なのが、なんだかおもしろい どっちだよ(笑)
でも忍タマたちはそれでいい、むしろそれがいいよ!忍タマたちの未来よどうか明るくあれ。