テニミュ3rd山吹感想・補足

「勇気vs意地」のシーンを見るたびに、思わず泣きそうになる身体になってしまった。好きすぎか......
原作のリョーマ対阿久津の試合のシーンがまず好きなんだけど、まさかここまで精神性の高いものに仕上がっているとは......清らかすぎではないか

けれども、小さなからだのリョーマくんが図体がデカくて威圧的でおっかない阿久津くんに勇敢に挑んでゆく姿を見て、壇くんが勇気をもらって選手になることを決意するためには あれだけ心を揺さぶられたという説得力がなくてはならないかも。
あんな清らかで美しい試合を観たら勇気を授かるよ......
高潔で勇敢な戦士が勇ましく突き進み、暗雲を取り除いて光を照らすかのような歌 もう歌詞のまんま!!
「勇気ある者に微笑め勝利の神」から続くコーラスが勇ましくも優しくて光の歌声。このコーラスが聞こえる中で試合を続けるリョーマがどんどん大空に羽ばたいていくように感じるし、試合に打ち込めば打ち込むほどに阿久津がどんどん浄化されていくのもわかる......


2ndまではルドルフ戦と山吹戦のふたつを合わせて1つの舞台作品にしていたと聞きました。
自分は過去の公演のことをまったく知らないけれど、今になって思えばそれぞれ独立させて正解なんじゃないかなァ~!二校分を連続で観ていたらきっと一つ一つの試合がもっとぼやけてしまったように感じる。
今やっている公演の前のルドルフ戦は、独立させてどうだったんだろう。独立させた二つの話の軸の肉づけがどれだけできるかが勝負なんじゃないだろか。




テニミュのファンサの話!

テニミュ初観劇・初体験だった私は、テニミュのハイタッチ(できていない)とファンサも当然初体験でした。

アンコールソングのシャカリキファイトブンブンが始まって、キャストのみんなが客席降りをして思い思いにファンに愛想を振り向いていくのだけれど
客席に降りてきたキャストのみんなが通路のあちらこちらをワーッ!!と駆けてゆくのが圧巻!
通路がよく見える通路近くのいい席をテニミュ先輩にとってもらったからなのかもしれないけれど、あっちもこっちもキャストさんたちが駆け回って目が追い付かない!次から次へといろんなキャストさんが駆けてゆく。多分みんな走っている。

テニミュの客席降りハイタッチはもはやただのファンサではなく、これはパフォーマンスの一部なのではないだろうか!!? しっかり演出家のひとが手掛けた演出なんじゃないのかこれは!?(知りません) だって見ているだけで楽しいもん。
客席と通路が、青学のみんなが走り回っていた学園のグラウンドになったかのような感覚になった。青学他校のみんながランニングをする運動場に立っていると、きっとこんな感じなんだろう。



3rdになってキャストも一新されて、ストーリーが人気の盛り上がりを見せるところにまで進む前の今の状態では
キャストさんお見送り(観客全員がキャストさんとコンタクトをとるチャンスを得られる と思うと強い)や抽選制ハイタッチ会なんかの至れり尽くせりなファンサで、文句を言うファンの口をキスで塞いで黙らせる強引な胸キュン体験に近いというか…… そうしてファンのハートを射止めておく作戦なのだろうか

と、今回の公演の観劇回数を重ね、ハイタッチ会の抽選に数回当たって次第に感想が「テニミュ最高ー!!」に変わっていくテニミュ先輩の姿を見て思った次第です(プライバシー保護のため名前は伏せています)








あ!最後にコレ言いたいんだけどな!他の方のテニミュレポを読ませていただいて思い出したんだけど

冒頭の 阿久津がトリオの誰かにラケットでボールぶつけて当てた時に
「0-15!!!」っつったの誰だwwww 「0-15!!!」じゃねえから!!!!ww

なんでいきなりそこ急に殺伐ギャグにしたんだよ なんでいきなりそこだけノリがおそ松になるんだよ
笑ったからゆるさん......ww
ていうか観劇中に変なタイミングでひとりで笑っていてゴメンって感じ