第五舞台Ep.2『Double Down』 感想

第五舞台Ep.2『Double Down』を観ました。

Ep.2、上演してくれて本当に良かった。
「今年の冬を乗り越えて春を迎えたら、私はEp.2を観れるんだ」と信じ、今日まで生きてきた。
ついに私の元にも春が来た。今年も無事に冬を乗り越え、春を迎えることができた。
生き延びて、未来へと到達できたこと。まず第一に、私はそれがとても嬉しい。


昨年の3月に第五人格を始めてから、あっという間に二年目の春を迎えた。
第五人格を始めてからのこの一年、本当に早かった。
まさしく情熱のままに駆け抜けていったという表現がぴったり当てはまる。


私に訪れた何度目かのオタクの青春期は彼と共に駆け抜けたいと、そう心に決めた推しも見つけた。
その彼こそが傭兵、ナワーブ・サベダーだ。


これはそんな傭兵推しのオタクの、自分語りが多めになってしまったEp.2の感想文です。

【舞台本編のネタバレあり】
【背景推理等の原作ゲームのネタバレあり】

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星占いで見る第五舞台Ep.1

Ep.2公演がついに始まりましたが、今だEp.1に狂わされている私です。

なぜ私はここまでEp.1に狂わされているのか。
最大の理由は「Ep.1はあまりにも西洋占星術(星占い)に合致しすぎている」ことにあります。


私はこれまで、これほど完璧に西洋占星術の文脈をなぞる物語に出会ったことがない。
ここまで完璧に星占いの文脈の"正解"を選び、繋ぎ合わせ、そうして紡がれたEp.1の物語に、もはや美しささえ感じている。


星占いを得意とするイライは、もしかしたらこんな風に世界を見ているのかもしれない。*1
そんな私の解釈をシェアできたら。
そして2021年の今こそ、Ep.1を見返してほしい。
そんな思いから、この記事は生まれました。


例によってこの記事は調査報告レポート(感想文)の内容を前提に書いているので、こちらも併せて読んで頂けると有難いです。
mmmrk.hatenadiary.jp


【舞台本編(サバイバー編、ハンター編)のネタバレあり】
【背景推理等(複数キャラ)ネタバレあり】

*1:西洋占星術で個人の資質と運勢を読み解くという使い方は、ちょうどイライ達が生きている時代に生まれたもの。イライがそういう風に星占いを用いているかは微妙なラインではある

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第五舞台Ep.1に関する12のこと

第五舞台Ep.1の感想を先日アップしましたが、私はいまだにEp.2を浴びる心の準備ができていません。
書き記したいものが余りに多すぎる。それまでに『What to draw』という作品は、作品に触れた者の心に多くのものを残す。


今回は調査報告レポート(という名のただの感想文)では蛇足だと判断し取り上げなかったけど、どうしても伝えたいものを雑多に記していきます。
調査報告レポートで言及したことを前提に書いていくので、レポートも併せて読んで頂くと話が早くてありがたいです。



そしてこの記事は傭兵のオタクが書いているので、まあ傭兵の話をしがちです。

【舞台本編(サバイバー編、ハンター編)のネタバレあり】
【背景推理ネタバレあり】

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第五舞台Ep.1『What to draw』 調査報告レポート

某流行り病のパンデミックにより「我々の心身の安心と自由を脅かすこの状況は一体いつ終わるのか?」と不安を抱きつつ、出口が見えないままに今という時代を生き抜くサバイバーの皆さん(荘園ではハンターを演じる皆さんも)、こんにちは。

昨年のちょうど今頃にエウリュディケ荘園に足を踏み入れ、サバイバーという新たな人格を得たのづめです(私は荘園では"モりこ"と名乗っています)。
サバイバーの自覚がある私も、皆さんと同じように「今のこの状況はいつ終わりを迎えるの?」「ゴールは一体どこにあるの?」と毎日思いながら、一日一日一日をサバイブしています。

そんな私もついに、 第五舞台に手を出しました。そしてEp.1を観た後に私は思ったのです。

「私のこの思いの丈を書き記し、シェアしなければ」と――。

『調査報告レポート』なんていう大それた名前をつけてしまいましたが、そんな大層なものではありません。
ただの傭兵の話を持ち出しがちなオタクのEp.1の感想文です。

【舞台本編(サバイバー編、ハンター編)のネタバレ有】
【背景推理、記念日手紙等の原作ゲームのネタバレ(複数キャラ)有】

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忍ミュ第11弾初演 感想

某流行り病の世界的・爆発的流行により今を生きる全人類が命の危険に晒され"死"がグッと身近なものとなった今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
基礎疾患があるため抵抗力がゼロに等しい私は現在も引き続きステイホームを絶賛実施中です。
2020年10月についに幕が上がった忍ミュ第11弾初演、ステイホームしなければ割とガチで死にかねない私はもちろん配信で見ました。

会場物販でパンフレットを購入し、観劇後にパンフの歌詞のページで歌詞を確認し感想を吐き出し妄想に浸るのが私のいつもの忍ミュ観劇スタイルなのですが、今回は劇場での観劇を見送ったためパンフを通販で購入しました。
公演の配信日までには通販で購入したものが届くだろうとタカをくくっていましたが、なんと全然そんなことはなかったです。


そういうわけで今回の私の「初見時の感想」は、私の聴力と記憶力と走り書きの観劇メモという頼れない三銃士を元に展開していきます。


【この記事は第11弾のネタバレを含みます】

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